素材について 【鳥井工房】カメラの速写ケース＆ストラップなど手縫いの革小物制作販売

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「ミネルバボックス」は、バケッタ製法というイタリア古来のなめし技法で作られた、油分を多く含んだしっとりした手触りの革です。自然素材ならではのやわらかく上品なシボが特徴ですが、経年変化が非常に早く、使い始めて2〜3ヶ月後には表面に透明の膜がはったような艶がでてビンテージ感ある深い色合いに変化していきます。※現在速写ケースの表革には使用しておりません。ケースの内側とストラップの裏革としてのみ使用しております。

コニャックグリージオプルーニャカスターニョネロポーネ
ネイビータバコパパベロ

「プエブロ」は、ミネルバボックスと同じバケッタ製法でつくられていますが、表面につけられた細かい傷のような加工が特徴です。ミネルバボックスよりハリがあり適度なしなやかさは速写ケースやストラップにある程度しっかり感がほしい方におすすめです。バケッタ製法ならではのしっとり感もあり多少の水分にも強いので実用的です。見た目が気に入ればイチオシです。

グリージオタバコネロ
コニャックコッチネーラネイビー

「ブッテーロ」は、イタリアが誇る最高級のヌメ革で、ベジタブルタンニング（植物なめし）による、透明感のある非常に美しい発色とすばらしい香りが特徴です。プエブロよりハリが強く、銀面は滑らかでキズが非常に付きやすいので、神経質な方は注意が必要です。速写ケースはかなりカッチリとした仕上がりになります。その透明感のある発色と香りは他の革ではまねのできないものです。ハリが強いのでストラップはショルダーよりハンドストラップがおすすめです。

キャメルチョコブラック

「マレンマ」は、ブッテーロの倍のオイルが使われているプルアップレザーです。裏側から指でなぞると、なぞった部分の表面が白っぽくなりオイルが革の中を移動しているのが確認できるほどです。特に曲げた部分や縫い目周辺が白っぽくなります。オイルが多い分、素材のもつ傷やシワが目立ちやすくプルアップ効果も手伝ってかなり味のある仕上がりになります。イタリアではブッテーロより人気があるそうです。素材としてはブッテーロとほぼ同じ特徴を持ちます。傷を気にせずガンガン使ってもらいたい革です。

赤茶焦げ茶

【ご注意】
※ご覧のモニターによって、色の見え方が実物と多少異なる事もありますので、ご了承下さい。
※革は手作業のなめしのため、ロットや部位により風合いや色合いが多少異なる場合がありますのでご了承下さい。
※雨や汗での水濡れ、摩擦などで衣類へ色移りする場合がありますのでご注意ください。
※天然素材には傷やシワはつきものです。はっきりとした傷やムラはできるだけ避けるようにしておりますが、トラと呼ばれるシワは素材の味として普通に使用しています、ご了承下さい。

アイルランドの名門クラウフォード社のアイシッシュリネンです。
世界的にも評価の高い高級リネンの一つです。
しっかり蝋が染み込みリネンならではの柔らかさで毛羽立ちにくく、しっとりねっとりとした質感です。（ベタベタしているわけではありません。）ブラックやプラムはしっかり色がついていますがブラウンやグレーは天然素材らしいムラ感があります。ミネルバやプエブロ、マレンマとの相性がよく感じます。

blackbrownplumgreybutternatural

手縫い用に蝋を付けたポリエステルフィラメント糸クラレ「ビニモ」です。
縫い目はかなりはっきりくっきりでる感じです。
ブッテーロやマレンマなどのハリのある革との相性がいいように感じます。
ストラップなど糸に耐久性を持たせたい場合にも良いと思います。